セントラル浄水器の雑菌
水道水に比べ、セントラル浄水器で浄水した水は雑菌等を死滅させる「塩素」が残留していない為、雑菌が繁殖しやすい環境になります。メーカーによって対策は異なりますが、本体に水道法令にも基づく塩素を残留出来る製品もあります。水道水に残量している塩素の濃度は上限がなく必要以上に残留しているのが実情です。塩素をすべて除去するのではなく、塩素を緩和させる製品であれば浄水の味は良く、雑菌の心配も回避できます。
雑菌対策
製品により異なりますが、一般的にセントラル浄水器の雑菌対策は、浄水した水に微量の塩素（雑菌が死滅する程度）を残留させる方法と、浄水フィルター自体に抗菌性のある材料を使用し、雑菌の繁殖を抑制する方法と、大きく分ければ二つの方法があります。水道水は塩素が残留しているので、基本的には雑菌は検出される事はありません。殺菌剤が入っていない浄水した水は長期保存や長期使用が出来ません。
塩素（雑菌剤）
水道水に入っている「塩素」は強い殺菌効果が有り、決して良い薬品ではありません。しかし、水道水を安全に使用するには必要な薬品でもあります。塩素が残留しているからこそ、雑菌の心配はありませんが、現代は無添加や無農薬の様に無塩素水の浄水が評価を受ける時代でもあります。セントラル浄水器で過剰な塩素を除去、安心レベルの塩素を残しご使用頂ければ理想的な水環境になります。
天然水と浄水
天然水やナチュラルウォーターには塩素（殺菌剤）は入っていない為、、セントラル浄水器で精製した浄水と雑菌の繁殖リスクは同じになります。浄水前の原水（水道水）には、基本雑菌が入っていない事が前提の為、浄水した水での雑菌のリスクが問われる事になります。天然に近い物（水）を求める上で必要な事は、セントラル浄水器の機構での雑菌のリスク回避や水質の保管の為にも、定期的なフィルター交換の実施を推奨いたします。